この記事を読んでいる皆さん、TOEIC800点を取れずに悩んでいませんか?
一般的には、800点は「英検準1級と1級の間」や「ノンネイティブでもギリギリ会話できるレベル」などと言われています。
でも、実はそれほど難しくありません。私自身、そのような英語力はありません!それでも、半年で800点を達成できました!
思ったよりもハードルは高くなく、勉強法もシンプルです。
この記事では、そんな私の実践した勉強法と戦略をお伝えします。
TOEIC800点を超えるのに必要な英語力
単語数
TOEIC800点を超えるためには、約8000語以上の語彙力が必要と言われています。
これによりビジネス英語で使われる語彙の大部分をカバーすることができます。
本番中に文章が読めなくて困ることは基本的にありません。
8000語以上と聞くとかなり多くて大変なイメージがあると思います。
確かに全くの英語初学者にとってはハードルが高いと思います。
しかし、単語帳の数でいえば2,3冊もやっていれば十分だと思います。
あくまでも一例ですが、大学受験を経験している私がおすすめする組み合わせは、「ターゲット1900」「英熟語ターゲット1000」そして「金の英単語」です!
大学受験を経験している人は上記の2冊のターゲットはやっているかもしれません。そうなればあとは金の英単語を覚えるだけなのでそこまで負担にならないですね。
大学受験で例えたレベル
大学受験の英語とTOEICは別物なので、正確な比較はできません。
ただ強いて言えばGMARCHなどの難関大学の合格レベルに相当します。
TOEIC受験生の中のレベル
TOEICスコア800点は、受験者の上位10%に入るレベルであり、偏差値でいうと約62にあたります。
Reading, Listeningで必要な点数
800点以上を取っている人の多くはリスニングの方が高い点数を出している傾向があります。リーディングセクションでは最低でも380点、リスニングセクションでは420点以上がとれればかなり良いです。
他の資格との比較
TOEIC800点は他の英語資格と比較しても高い水準にあります。
- CEFR: B2
- 英検: 準1級から1級
- TOEFL iBT: 70~
- IELTS: 6~
800点を超えるために行ったことはたった3つだけ!
ここからは具体的にどうやって800点を獲得したかの手順を紹介していきます。やったことはとてもシンプルで3つしかないです。
- 公式問題集を解く
- じっくり復習をする
- 文法問題集を解く
それぞれについてみていきましょう!
公式問題集を解く
まず、最初に私が行ったこととして、公式問題集を解きました。
なぜ公式問題集を最初に解いたかは理由が2つあります。
それは「今の時点で、自分がどれくらいの点数を取れるのかを知るため」と
「どのような問題が解けて、どのような問題が解けないかを把握するため」です。
効率的に点数を上げるためには、正確な現状把握をする必要があります。
自信をもって解ける問題は勉強しなくていいです。
自信がない問題・解けなかった問題に焦点を当てて集中的に対策をすることがとても重要なんです。
私の主観ですが、最短で点数を上げるためには、この段階で徹底的な分析をすることが全体の中で一番重要だと考えています。
この作業は1日分の時間をかけてもいいと思います。
じっくり復習をする
最初に行った分析が終わると、できなかった問題がどのくらいあるかが分かりますよね。
それらを時間をかけて復習して「自信をもって解ける問題」に変えることができれば、今後解ける問題の数が必然的に増えますね。
では復習にかける時間はどれくらいになるのか?
それはあなたが復習する問題数によりますが、できれば1週間ほどの期間を設けて復習するといいと思います。
なぜそのくらい復習しなければいけないかというと、短い期間で何回も復習することが記憶の定着にとても効果的だからです。
私のおすすめ勉強法は音読です。
音読によって問題文や長文をまるごと覚えるような勢いで何日もかけて読み続けるのが、一番確実でベストな方法だと考えています。
音読を繰り返すことで、文章の構造や単語の使い方が自然と身につけることができ、おまけに文章を読むスピードとリスニング力を同時に上げることができます。
具体的な音読の効果ややり方は以下の記事に詳しく書いてあります。
そして1週間ほどの復習期間が終わったら新しい問題を時間を測って解き、再度点数とできなかった問題の分析をします。この繰り返しによって点数を上げるのが私が実際に行ったことです。
文法問題集を解く
基本的に公式問題集を解くことだけで十分な対策になりますが、私の場合は文法問題集を解くこともしました。
それには理由があって、「TOEICは文法問題を攻略することが極めて重要であるから」です。
TOEICのリーディングセクションは全部100問あります。
文法問題は基本的にPart5とPart6で出題されるのですがその問題数はなんと合計で46問もあるのです!具体的なセクション別の問題数はPart5で30問、Part6で16問あります。
なのでTOEICというのは文法問題に苦手意識を持っている方にはとってかなり不利になってしまう試験なんです。
しかし、逆に言えば文法問題を攻略することで非常に高い得点率を維持できる可能性が高まります!
これは対策しない手はないと思い、文法問題だけは集中的に対策を行っていました。
文法問題の対策方法も基本的に音読を活用しており、間違った問題の英文をまとめて、音読教材として文を丸ごと覚えてしまうくらいの勢いでひたすら音読していました!
この勉強は公式問題集を解くことに比べたら優先順位は落ちるので、必須の勉強ではないですが、時間に余裕がある方はチャレンジしてみてください!
まとめ
最後に、半年でTOEIC800点を達成するためには、適切な勉強法と戦略が必要です。
私が実践した方法は、公式問題集を解いて現状を把握し、じっくりと復習して自信を持って解ける問題に変えること、そして文法問題集を解いて文法力を強化することでした。
これらのシンプルなステップを踏むことで、800点を達成することができました!
皆さんも是非この方法を試してみて、目標達成に向けて頑張ってください!